モバイルWiFiルーターの電波や通信速度について

大抵の人は知っていると思いますが、モバイルWiFiルーターは
スマートフォンと同じくサービスエリアというものが存在します。
自宅で使う固定回線とは違い、持ち運びをするので移動した先で
使用している通信会社の電波を受信しなければ電源が入っていたとしても
なにもできません。

まずは電波が入るか確認するのが大事!

モバイルWiFiルーターをレンタルや購入する人の中には
無制限だからこれでいい!という方もいますが、
根本的に利用する場所でサービスエリア内なのかが肝心!
無制限であっても通信速度が日本一早かろうが電波を受信できなければ意味がありません。

キャリアごとにサービスエリアを調べるWEBサイトがあるので
一度調べてから機種選びをすることをオススメします。

※番地まで入力するとピンポイントで調べることが可能

通信速度にはどれくらいあればいいの?

通信速度(下り、上り)も連続通信時間とおなじく各WEBサイト上には
メーカー発表の数値(理論値)が記載されていると思います。

例えばSoftBankでしたら下り最大187.5Mbps※の超高速通信を実現と
SoftBank公式HPには記載していますが、実際こんな速度はでません。

こちらもメーカーがデータから算出した数値になるので実測値ではなく
数字だけでみた理論値という事になるのです。

じゃあ実測値はどれくらい?となりますよね。モバイルWiFiルーターの
キャリアは同じような回線を使っているので平均的な実測値は
電波が良い状態で20~40Mbpsくらいになります。

※基本的には10Mbps程度の速度があれば何をするのにも支障はありません。
さらにいうと動画を再生するのに必要な通信速度はこれくらいです。

・YouTube標準画質(480P):1Mbps
※1MbpsはWiMAXの速度制限された際の通信速度でもあるので
速度制限になってもこれくらいなら再生できるという事です。
・YouTube高画質(720P):2Mbps
・YouTube超高画質(1080P):約4Mbps

※huluなどもYouTube高画質と同様2Mbpsあれば普通に再生可能です。

結局100Mbps以上あっても意味がない?

意味がない事は無いです、やはり早ければ早いほど処理速度は
あがりますので動画が止まったり、ロードが長くなったりなどの
症状はなくなりますが、20~40Mbps程度でもそういういった症状は
あまりないので普段使いだと差がわからないとかもしれません。

まずはモバイルWiFiルーターを選ぶときにプランや価格も大事ですが
それは電波が受信できてからの話になるので、最初に電波状況から
調べて機種を選べば失敗することはないでしょう。

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